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開催事業について

 

日本政府の提案により、1997年の第52回国連総会で2001年をボランティア国際年(International Year of Volunteers=IYV)とすることが決定。国連ボランティア計画(UNV)が国連におけるボランティア国際年の調整機関として国連と市民社会を結び、世界中で活動している。2000年12月にはボランティア国際年の幕開けを記念して、世界111ヶ国で式典が行われた。 日本では「2001年ボランティア国際年推進協議会」(IYVJ)が日本のIYV国内委員会として、ボランティア団体のネットワークを広げている。
「2001年宇宙船地球号こども会議」はボランティア国際年の参加事業。

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このたび、2001年8月8日~10日に宇都宮市で開催いたしました「宇宙船地球号こども会議は、多くのボランティアの方々に支えられ、無事完了いたしました。
地球の未来に責任ある立場をとった世界各国のリーダー達の様々な提言やパフォーマンスは、人々
の魂の響きを生み出してくれました。
ここに、大きな新しい歴史のドアが開けられたのです。そして、いくつかのプロジェクトがすでにスタートしています。
もう一度、参加された皆様に心から感謝しつつ、未来地球再創造を前進させて参ります。ご支援・ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

宇宙船地球号こども会議
キャプテン 野村信吾

 

 

地球・永遠の楽園をめざして

2001年8月、私達は、世界中の10代の子供達に呼びかけて「宇宙船地球号子ども会議」を開催しました。
99カ国より、111人の子供達と、日本のオブザーバー、ボランティアの子供達2000人が参加して、地球の未来を語る楽しい会議が行われました。

テーマは「私は宇宙船地球号の未来に何をするか?」各国代表の子供達から、環境・戦争・飢餓・病気・貧困等、様々な分野にキラキラと光る未来地球への夢いっぱいの素晴らしいメッセージが語られました。

その中で、キリバスから参加した子供のメッセージ「私達の国は海に沈んで行きます!!」との発言は、参加者全員の心に響く強いメッセージでした。 このメッセージは、地球温暖化への対策に一刻の猶予もない宇宙船地球号全員の緊急の課題でありました。 このメッセージを受け、新しい地球1000年の展望を創造するProjectを決意しました。

「Mega-Float Island Project」

このProjectは巨大な浮体構造による未来の楽園、新しい島を海上に創造するものです。 まず第1に、全てのエネルギーは、クリーンなエネルギーを創造します。  エネルギーの90%を水から創造する水素ガスで供給し、残りを太陽光発電、風力発電、波力発電、ゴミ利用発電で確保します。  第2に、海水から無限のミネラルウォーターを創造します。 第3に、人類の栄知を集め、農業・漁業による食料の飛躍的増産を創造します。 第4に、この島では種々のシステムを導入し、ゴミを限りなく“0”にします。 まさに「地球・永遠の楽園」の誕生です。いも虫が、ある日美しい蝶になって飛び立つ様に、宇宙船地球号には自然の営みの中に様々な神々のメッセージが隠されています。不可能と言われることを可能に! 南太平洋に巨大な海洋宇宙船「Mega-Float Island」が浮かぶ光景は人類の新しい時代創造の象徴です。
 世界中の人々が、この楽園を訪れて、無限の夢と勇気を与えられることでしょう。 地球上で最初に朝が来るキリバス!  日出るキリバスから宇宙船地球号の全員に明るい未来を展望する力強いメッセージを発信しましょう。 

「We Have a Dream!」 

この時代に生命を受けた私達の総力で新しい地球1000年の時代の扉を開けましょう。 親愛なる、宇宙船地球号全乗船者へ…                       

キャプテン  野村 信吾

 

宇宙船地球号こども会議をきっかけとして様々なプロジェクトがスタートしました!  

2009年5月20日 日本大学理工学部にてニュー・フロート・アイランドシンポジウムは、歴史的意味を持つ会として行われました。 キリバス共和国アノテ・トン大統領より力強い「東京宣言」が発表されました。今後私たちは、 この宣言を地球全体の意志となる様に行動を開始しました。 この会の開催にあたり、御協力を戴きました皆様に心から感謝申し上げます。 今後とも私達の活動にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 

ニュー・フロート・アイランドシンポジウム 実行委員会

野村信吾